2008-09-02
左半身が動かなかったけれど 回復されて、月に２回のメンテナンスで通院されている方が 今日来院されました。
びっくりするほど早く回復され 社会復帰も可能ととても喜んでいた方ですが、今日はびっくりする程
悪化していました。
先生は「私が治療できるのは ほんの2０、30分ですから あとは自分で気をつけないといけないよ」と
言います。
今日ご本人は「不安で・・・・・」とおっしゃってました。
自己管理のむつかしさを 感じました。
毎日のように治療に通い まじめに取り組んでいた方だけに 自己管理は本当に大変だと痛感しました。
先生のようなプロは ある程度の予測がつくんでしょうが、そうでない人は「これから自分はどうしたらいいのだろう？？？」と 思うのでしょう。
「きっと大丈夫 ケ・セ・ラ・セ・ラ〜 何とかなるさ〜、」と思えるのも 一つの方法のような気もします。
でも一番いいのは自分が納得いくまで先生にお尋ねすることだと思います もっと通院したい 心情的にも相談に乗ってもらいたい など。
何かあったら 必ず先生が治療しますよ。
2008-09-01
９月が始まりました。
１日なので 八栗寺（商売繁盛の神様)へお参りに行きました。お線香を立て、手を合わせると深く信心しているわけではないのに、心が洗われます。とても落ち着きます。
山の木の中を セミの声（まだツクツクボウシではなくてミンミンぜみでした）を聞きながら歩くのも とても気持ちがよくて大好きです。
「歩き遍路をしたいな」という先生と 意見が合いました。
日本人は やはり日本人で居るのが しっくりとなじむ気がします。
2008-08-30
こちらは 完全予約制です。
これは根本的に 人に対する思いやりがとても大切になる と思います。
遅刻をすると 次の人からの治療が遅れがちになります。どうしたのかと、何かあったのではないかと 心配になります。
何もなくキャンセルがあると 治療に不満があったのではないか、不手際があったのではないかと 気になります。
体に不調がある時は そういう思いやりを忘れがちになります。私はここで 痛みを抱えている人がこんなにもたくさん居ることを思い知りました。
不調な人は 自分だけではないと思えた時、思いやりの気持ちは自然と出てくるような気がします。
皆が そういう気持ちになって 予約を守りましょうネ。
2008-08-29
日本舞踊をされている方が お二人通院されています。
６０歳代の方はお師匠さん、７０歳代の方は そのお弟子さんです。
同じように膝に痛みがあります。
お師匠さんの方は ひざの痛みで いろんな所へ行ったけれど、どこへ行っても全然良くならなくて やっとここにたどり着いたそうです。初診の日に 痛みがとても軽くなったので、「こんな先生に出会ったことはない、ものすごくソフトなのに 治ってる。」と大絶賛で お弟子さんに勧めたそうです。
お弟子さんの方も 初診の日にあまりにも痛みが軽くなったので、早く治したいから 毎日来ます。とお帰りになりました。
日本舞踊は 必ず片膝で立ったり座ったりするので 膝を痛めるようです。私も試してみましたが 本当に膝の負担は大きいと感じました。
蛇足ですが
片膝で立つときに お尻が出るかどうかで 年齢がわかるそうです。
２０代 ３０代までは お尻が出ずに真っすぐ立ち上がりますが、４０代５０代になると お尻が出てくるそうです。
一度 お試しください。
2008-08-27
今日も 前髪をすく上げながらドアを入ってきました。「うん、今日も元気そうだなぁ」（前髪をすくい上げる所作）と先生。
２２歳の女性です。
初診はヘルニアで来院されました。美容師を志し、頑張りすぎてからだをこわしたということです。
ヘルニアの治療は短期間で終了してますが、手の当たる所手の当たる所、全てのスジが張っているということです。
緩めて緩めてそれでも張りつめているスジはなかなかなくならないようです。夏場の暑い中、自転車で毎日のように通院されます。
２２歳の頑張りやさんは まだまだ求める所が高いのでしょう。
良くなりたい気持ちがとても強いので、先生との二人三脚が痛いほど見えます。
私も仲間に入れて頂いて三人四脚で「頑張りやのからだ」に早く改善できるといいですね。
そして私にも おすそ分けくださいね。
2008-08-25
治療室からドアを経て、玄関そして道路を隔てて 大きな大きな田んぼがあります。
稲が実り、こうべをたれ始めました。白サギが何羽か舞っています。
田んぼから 治療室に北風が流れてきます。この風が 秋を運んできました。
「やっと涼しくなりましたネ。」
「やっぱりお盆を過ぎると 秋の気配がしますね。」
駐車場から治療室への５０ｍの道のり、この田んぼの道を歩いてきます。
私はこの道と風景がとても好きです。
不調者さんに 帰り道『秋の気配』を十分に感じるようになって頂けるように 日々心がけたいです。
