水道工事の仕事をしているもうすぐ70歳の男性が来院されました。
主訴は腰痛、お尻から左右大腿の後ろのしびれと痛みで、動くと痛いということで、病院では『坐骨神経痛』と診断されました。
左手の親指の付け根にテーピングをしています。
「これは どうされました?」
「水道管の工事をしとるからな、両手ともいうこときかんのや。職業病やな」左手は親指の付け根が痛く『腱鞘炎』と診断され、右手は上向きに手首がひっくり返りません。。
あちこち病院へ行っても治らないので、もう諦めていたようです。
とても大きな体で 水道管という細かい仕事をしているのは想像がつかないですが、
随分と神経を使っているのでしょう。全身が硬直していたということです。
ほんの5分足らずの施術で手が回るようになったのは さすがリセット療法です。
「うっわ、回った、明日も来ますわ」
ご自分で食事を作るので 肉食が多いらしく、そのせいで筋肉が硬くなっているのもありますが、もっともっと柔らかく、楽になりますからね、大丈夫ですよ。
これからは 肉食を減らして、魚と野菜をたくさん食べて柔らかい筋肉にしましょう。
ふじもと よしこ