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頸椎症

2015-10-31 11:00:200 Comments

高松市 男性 62歳

右手の烈しい痺れで来院です。

M病院では頚椎の4番に問題ありと診断され、手術するしかないと
言われたそうです。
病院では治らないと思い、接骨院等へ行ったのですが強い刺激で余計悪化
したような気がすると自己判断しています。

初回検査の際 頚椎周りに触れると、筋肉が肥厚し正常な方の3倍くらい硬くなっています。
この筋肉が頚椎を通って手に繋がっている神経を圧迫し痺れが出ているであろうことが予想されました。
痺れが酷く仰向けでもうつ伏せでも横になる事ができません。

今日は座ったままの施術です。
この肥厚した硬い筋肉を緩めることが先決と入念に施術し頚椎と頚椎の間をじわーっと伸ばすと痺れは一時的にではありますがなくなりした。
常時この状態にすれば痺れのない生活を送ることができます。
その為にはこの筋肉の強張りを完全に取り除くことが必須条件です。

1日置いて2回目の来院時には
「昨日(初回施術の翌日)はしびれなく過ごしましたが、今日はまたしびれています。」

3回目来院時には 
「今日自転車に20分ほど乗ったら また痺れが出始めました。どうしてでしょうか?」
自転車に乗る姿勢は前傾姿勢になります、その姿勢でバランスをとろうとするので腰、背中、肩、首、胸の筋肉は異常な緊張状態になります。ましてや首は後傾して頸椎を直に圧迫することになります。
頸椎症の方にとって自転車は禁物です。
ということで今日は背中側中心の施術となりました。

4回目の帰り際
「すこぶる調子がいい」と言ったのが土曜日です。

月曜日来院時 
開口一番「このまま治りそうな気がします。土曜日あれから孫の守で大変でしたけど痺れは出ませんでした。今日も走ったけれどあまり痺れてないです。今までは走るとかなり痺れがでていたんですよ」

この日、治る事を確信したのか雄弁で
「あとこの肘の痛みがなくなったらもう言う事ないです」
そしてやり始めたゴルフの話で盛り上がりました。
この痺れの根本的な原因は始めたばかりのゴルフかも・・・・。

ゴルフの基本的な姿勢は膝を落し腰を曲げて背筋を反ります やり始めの頃は腰から首にかけてかなりの緊張が走ります 練習は週に4日とのこと後背部の緊張で頚椎の間が詰まってしまうのは当然の結果かもしれません。

ゴルフ用のストレッチを指導して本日は終了です。
好きな事をベストな状態でできるようにストレッチは本人の大切な仕事です。

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