脳の勘違い!
2015-08-25 11:41:080 Comments
全身のだるさ、両方の耳鳴り、慢性的な肩こりがある50代後半の女性の方。
普段から健康で過ごせるようにと、ご主人と毎日ウォーキングをしているそうです。
素晴らしいですね。
今回は友人誘われて『いい機会だから一度からだの歪みを診てもらおう』と思い
来院されたそうです。
話を伺うと、常にだるさと耳鳴りがあり、右の肩甲骨の奥のほうに痛みがある。
寝るときにいつもシップ薬を貼って寝ているとのこと。
立ち姿を見てみると、頭はからだより前にあります。
重心が前方になるので正常に保とうとしてお尻を内側にしています。
う〜ん、こんな姿勢では健康に過ごそうとしても不調は出てしまいますね。
仕事でパソコンをよく使い、趣味で手芸をするそうです。このときは椅子に座り
背中を丸めて頭はからだより前方にあります。
頭の重さ(5〜7キロ)を首の筋肉で支えるようになってしまいます。
実際この姿勢をしてみると相当負担がかかり5分も持ちませんね。
無意識のうちにこの姿勢をしている状態で、本人からすればこれが『普通』なんです。
脳が勘違いしてしまっているんですね。
首、肩の筋肉はパンパンで肩甲骨の際には凝りでこぶが出来てしまっています。
こんな状態ですから当然首の筋肉も凝ってしまい、耳鳴り、だるさがあるのは
当たり前ですね。
凝りを取って骨格を正し、良い姿勢を習慣にできるようにしていきましょう。
今日で5回目の施術が終わりました。
全身のだるさはあまり無く普段からしていた耳鳴りは気にしなければ聞こえない
夜にシップ薬を貼る事もなく、肩甲骨の奥のほうにあった痛みもなくなっているそうです。
楽になってよかったですね。
ご主人と『年をとっても毎日歩けるようにしよう』という目標があるそうです。
目標を持つことはとても良いことですね目標があれば前に進めますからね。
そのためにもこの機会に脳の勘違いをリセットし良い姿勢を習慣にしてしまいましょうね。