2008-11-25
メニエール病寸前の状態だった方が、来院されています。もちろん今はメンテナンスですが、いつも体が緊張して コワバッテいます。もう少し力をぬいた方が 体は楽なのではないかと思うのですが、いつも怯えている様子です。
「またぎっくり腰になるのではないかと いつも体に力が入る。一瞬ぬけたかと思うけれど、次の瞬間もう力が入っている」と自らおっしゃいます。
体が治っても、心に受けた恐怖がまだ抜けないでいるということでしょうか？
心の治療にはもう少し時間がかかるということでしょうか？『日にち薬』だといいですね。
ふじもと よしこ
2008-11-21
とても寒くなりました。
ストーブの上のヤカンを取ろうとして 注ぎ口から沸騰したお湯が吹きこぼれて火傷をした。と足に２箇所 水ぶくれが破れて赤く爛れています。
「それは病院へ行った方がいい」というくらいです。それでも「やけどしてな〜はははー」と笑っています。
８０歳の今も仲人を頼まれて、次の大安の日も結納だそうです。２年間かけてお見合いをまとめたという話は とてもいいお話でした。人徳という言葉がピッタリな気がします。
ここに居ると、居ながらにして人生勉強をさせて頂いているようです。
そしてそういう方たちは皆さん「ありがたいことでー」とおっしゃいます。
『脱帽』
ふじもと よしこ
2008-11-20
とても奇特な女性が来院されました。
ご主人の食事が終わるまでは 側で座って待っていなければいけない。後片付けは ご主人の食事が終わったその後から。
うたた寝をしてはいけない、寝る時は布団の中で 寝る準備を整えてから、等。
３０年間夫の言うとおりに従っていらしたそうです。
自律神経の乱れでしょうか、不眠症で 眠剤なしでは寝られなくなり、その薬も効かなくなって もっと強い薬になりつつあります。
人は眠い時に寝ないと 脳と体のバランスが崩れてしまいます。脳は寝なさいと指令しているのに、何らかの事情で体は起きざるを得ない状態ということです。これが続くと体は寝ようとしても 今度は脳が起きているという状態に陥ります。こうして不眠になっていくようです。
自律神経失調症は現代病ですが、心身の自然なリズムに従うことは 大切なのかもしれません。
ふじもと よしこ
2008-11-19
両足の股関節の手術をしている方が 来院されています。
右足は外に向いています。これでは 痛みが出るのは当然に思います。
初診の日 杖をついてゆっくりゆっくり歩いて来院されました。その日に痛みが軽くなり、２日目には 杖をつかずにスタスタと歩いて入ってらっしゃいました。
とてもびっくりしました。前日とは別人のようです。日増しに若返ってきています。苦痛がないということは 人をこんなにも明るくするのだと つくづく思わされます。そのうち 走り出しそうな感じです。
ご本人曰く『ここに来るのが毎日楽しみ』とうれしい言葉もいただきました。
その様子があまりにうれしくて、もっともっと自分のレベルアップを心の中で誓います。
ふじもと よしこ
2008-11-18
２０年来の耳鳴りを抱えた不調者さんが 来院されました。めまいもあります。
首から頭に 靄がかかっているようだとおっしゃいます。初めてなので とても緊張したご様子でした。
治療が終わった後、いい笑顔で「夜が明けたみたいだ」と 思わずおっしゃいました。２０年間 暗闇の中に居たような感じだったのかも知れません。
２０年間の不調が３０分そこそこで楽になるとは やはりリセット療法はすごいとつくづく思いました。
ふじもと よしこ
2008-11-17
３日から１５日まで 院長先生が沖縄に出張しました。
『初めて３日間のお留守番』をしました。今まで先生にどれ位頼りきっていたということを 痛切に感じました。
私の今できるベストをつくすことだけを思いながら 不調者さんのことを考えていますが・・・・・。
自分の思い以上の言葉をいただけると 本当に良かったと思います。
そして不調者さんがもっともっと楽になるようにしたいと つくづく思いました。
ふじもと よしこ
