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痛みの原因

2010-06-08 16:42:090 Comments

1年前ヘルニアで歩けなくなり入院治療したけれど、2ヶ月前位から再発したと来院されている男性。腰痛と右足に酷い痺れがあります。
とてもまじめな方で 治るのだったら何でもすると話を素直に聞き、何かしていないと気がすまないようです。
「ストレッチは一時間空けたらまたしていいんですね」
と良いことは一時間空けては 一日中でもしそうな様子です。
「いやっ 今は我慢すること、我慢する事も治療ですよ!」と院長。
どんなにいいストレッチも 過ぎるといい所をこわしてしまう可能性もあります。それがストレッチの難しい所でもあります。
3回の治療でほとんど痺れを感じなくなって 日曜日を過ごした昨日、
「日曜日引越しの準備をしていたら また元の痺れがでてきて、昨日はもうダメだと思いました」
とショックを隠せない様子でした。痺れは軽くなってお帰りになりましたが、今日
「地味〜な痺れはあるんです、歩いていると無いのに 仰向けに寝ると痺れがでてくる」
という話からもう1度 痺れの原因を考えることになり、運転手という職業柄 
「このような姿勢を常にとりますね、と言うことは1日何十回何百回とこの姿勢を繰り返すのだからそれが習慣になっているんですね、からだが捻れているのが当たり前状態 と脳が勘違いしているんですね・・・・」
といろいろと究明 結果
「これがこうだから背骨の右側に神経にさわる捻れがあるのではないか」
という結論に達しました。
そして、その捻れが取れるようにすると痺れは本当にウソのように無くなりました。
このように原因が解れば 対処の仕方は自ずと出てくるから後は脳の誤認識を解いてやれば良いんです。痛みが出た原因を見つける事、それはとても大切だと再認識しました。
これは全てのことに通じるものだと思います。
                                         ふじもと よしこ

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