寝違い(首、背中痛)
2011-07-05 14:06:280 Comments
真っ直ぐ前を向いてお母さんと一緒に来院されたのは小学校低学年の女の子です。
昨日の朝起きた時から首と背中が痛くて首が回らない、腕も肩ぐらいまでしか上がらない状態ですおそらく寝ているときに何かの拍子で筋肉が硬直してしまったのでしょう。
首から肩にかけてガチガチで両肩が内に入っている(猫背)状態でした。
若く幼いからだでも筋肉が硬直すると歪みは造られます。
まず首周り、首のつけ根周辺の筋肉をリセット療法で優しくユラユラさせながら緩めてみました。
お母さんに確認してもらいながらここに来たときと比べてどれくらい動く様になったか、娘さんに痛みを聞きながらの施術です。
首の動く範囲はやや拡がりました。
けど痛みはある。
肩が内に入っていたのが気になったので今度は肩の調整です。
『○○ちゃん!大きく息を吸ってください。はぁいゆっくり吐いてください。』
呼吸を合わせながら肩が内に入っているのを本来の位置であろう所に戻してみました。
『これで腕を上げてみてどこまで上がるかな?』
なんと耳の横までスッと上がります!
『痛みはどうかな?』
『痛くないです』
お母さんと私は思わず驚愕してしまいました。
『今度は首を動かしてみて』
さっきまでまともに動かなかった首は何事もなかったかの様に自然に動かせてます。
寝てる間に筋肉が硬直し、骨がズレて引っ掛かっていたのでしょう。
痛みが出てから時間が早ければからだに変な癖もあまりつかずフッと痛みが解消されることがあります。
施術している私もよく驚かされてます。
痛いけどこれくらい大丈夫!
しばらくしたら治る治る!
この考え方ではなく痛みはからだからの危険信号なので
この痛みの原因はなんだろう?どうして痛みが出たんだろう?
こう思うようにしてください。
世界にひとつだけのからだです。酷使せずに大切にしてくださいね♪ 木内 宏徳